【1日お茶づくし!世界農業遺産認定のお茶とティーペアリング夢のコラボレーション】
こんにちは、坐漁荘HASEです。
20度を超えるポカポカ陽気かと思えば、一桁の気温に急降下して震えるような寒さになったり、体調管理に忙しい1週間でしたね。
さて、そんなコロコロ気温が変わる前の、安定した秋晴れに恵まれた12月1日(土曜日)、坐漁荘にて1日お茶づくしのイベントが開催されました
『世界農業遺産とティーペアリングティーペアリングを楽しむ会 in Winter 』
世界農業遺産「静岡の茶草場農法」推進協議会が主催、坐漁荘が会場となった今回のイベントは、「静岡の茶草場農法」が世界農業遺産に認定されてから5 周年を記念して、茶草場農法で栽培したお茶と旬の食材を活かしたフレンチのティーペアリングランチをお楽しみいただいたり、宴会場にてお茶に関するプログラムを体験いただいたりと、とーってもお茶づくしで盛りだくさんなイベントでした。
ティーペアリングランチでは、茶草場農法の実践認定農家さんをお招きして、お茶のお話を聞きながらのお食事。
目の前に注がれているお茶を実際に作った方のお話を聞きながら、その想いとともにグラスを傾ける。こんなに贅沢で極上な時間があるでしょうか。
そしてお茶に関する体験プログラムでは、「お茶の品種飲み比べ」「お茶の淹れ方体験」「茶手揉み体験」「わさびの味比べ」「お茶のハーブウォーターを使ってのオリジナルアロマ作り体験」をご用意。皆様さまざまな体験を通して、お茶や静岡県のことを知っていただけたのではないかなと思います。
最後は協議会さまのご厚意で、坐漁荘のスタッフもプログラムを体験させていただける時間をいただき、HASEも楽しく参加させていただきました
そしてお茶をはじめ、静岡県の名産や風土、文化をより深く知って大切にしていきたいという思いになりました。
これからも坐漁荘では、日本文化伝承の宿として、いろいろなイベントを主催、共催してまいります。ご期待ください!
マメ知識
世界農業遺産とは…
伝統的な農(林水産)業が、その育まれてきた土地利用、技術、文化風習、風景、取り巻く生物多様性など、社会や環境と共存しながら何世代にもわたり継承されてきた、将来に受け継がれるべき重要な農林水産業システムを認定する制度です。(HASE調べ)
茶草場農法とは…
静岡県の掛川市、菊川市、島田市、牧之原市、川根本町で行われている伝統農法で、茶畑や集落の周りにモザイク状に点在する茶草場と呼ばれるススキやササなどが自生する草地から、秋から冬にかけて草を刈り取り、乾燥させて、冬の間に茶畑の畝の間に敷く農法です。この茶草場農法は、お茶の品質に良い影響を及ぼすとされています。「静岡の茶草場農法」は、高品質な茶生産と生物多様性の保全がバランスよく両立された価値の高い農業文化として評価され、平成25 年5月に世界農業遺産に認定されました。( 世界農業遺産「静岡の茶草場農法」推進協議会より)








