11月より料理教室「清坐奏楽」始動


Tatsuya SuzukiさんはYusaku Mitsuiさん、Shinpei YamamotoさんとABBA RESORTS IZU - 坐漁荘にいます。
2018年10月25日· 日本伊東市
午後は一気に伊東まで車を走らせ、 伊豆は浮山温泉郷の一角に佇み半世紀を超える歴史を刻む老舗旅館、“ABBA RESORTS IZU 坐漁荘” 様へ。
この11月にお試し回を、そして来年は年間を通じて料理教室 “清坐奏楽” を共催する運びとなり、その打ち合わせへ。
坐漁荘様とは、新人社員研修で農園にお越し下さったり、弊社社員の研修をお受けて下さったり…そしてその坐漁荘フレンチシェフの山本さんとは、山本さんが長崎の地からこちらに移られて来てまもない頃からお付き合いさせて頂き、農園にも何度も足を運んで下さっている間柄。
フレンチの伝統的技法などは重んじながらもその枠に囚われない独自の哲学に基づく料理の世界を切り開こうとされているんだなぁ…ということを物凄く感じる料理人の方のひとりです。
そしてその哲学には食材とそれが育まれる環境や関わる人々などへの敬意が根底にあることをひしひしと感じさせられます。
従って、当日どんな料理を作るかを考えるのは、常に食材が育まれる現場を目にし、その食材が届いてから。
食材の状態…はさることながら、その食材が育まれた環境やその背景や季節の移ろい、人が関わっていればその人の思い…そんなバトンを受け、咀嚼し、初めてそこで感じたことをコースやそのひと皿ひと皿に凝縮されて、表現されます。
料理教室では家庭料理を想定してのものなので、今回はどうなのかな?…とふと思ったのですが、やはりスタンスは変わらずで、隣にいらっしゃったマネージャーの永田さんが「今回の11月はどんな料理にするの?」と聞くと「まだなにも決まってない。食材をこの目で見て、触れてみないことには…。」と。
そんな山本シェフにインターンシップの静大生も、料理とは?料理人の仕事とは?…そんなことをほんの僅かですが垣間見れたようで、聞きたいことが盛り沢山の様子でした。
※11月スタート:料理教室「清坐奏楽」
http://zagyosoh.com/information/seasonal/155